2014 年 7 月 3 日
若大将EXPO - 若大将バスツアー
このブログを読んでいただける方々は、私の友人、知人、私の研修、講演をお聞きくださった方、基本的に私とおつながりのある方々が多いので、私が加山雄三氏のファンであることを知っている人も多いだろう。
小学校の時に映画「エレキの若大将」を見た。前後に「君といつまでも」が、レコード売り上げ350万枚を超える空前のヒット曲となった。「幸せだなあ。僕は、君といるときが一番幸せなんだ。僕は、死ぬまで君を話さないぞ。いいだろう」のセリフは、私の子どもの心に大人への憧れをもたらした。
それから、約50年。多少の濃淡はあったが、ずっと加山さんのファンを自称する。特に、10数年前から、氏が銀座で月に1度のライブをするようになってからは、事情が許せば必ず行く。
加山雄三氏は、今年77歳になった。喜寿である。
それを記念して、8月にかけて「若大将EXPO」というイベントが行われる。おやじバンドのオーディションやコンサート、デパートでの加山雄三展、お茶の水の映画館では若大将シリーズの上映会、氏の船「光進丸」が天王洲のマリーナに来てデッキに乗せてくれるというイベント、都内のレストランで氏のレシピ料理が提供されるなどのイベントなどがあって、最終8月23日には、日本武道館でのコンサートがある。日本武道館でコンサートを行った最高齢アーティストは、加山さんが確か73歳で最高齢記録である。今回はそれを更新する。
特に、光進丸が天王洲に来ること、これに乗船できるということは、私にとって長年の夢である。デッキで記念写真が撮れるというだけのことで、航行するわけでもないのだが、乗れるだけでもありがたい。とにかく一度乗ってみたい。世間の人には、どうということのないことかもしれないが、ファンには一隅の千金である。
ただし、人数限定のこのイベントは、1泊2日のバスツアーに参加することが条件である。つまり、しかるべき東京見物をして、展示会をしているデパートに行き、都内のホテルで1泊する行程に組み込まれているのだ。
地方から来て、都内を見物し、コンサートを見て帰る方には、うってつけのツアーなのだが、東京在住の私には都内の見物や宿泊はなくてもよい。デパートはいつでも行ける。しかし、これが条件であれば仕方がない。ファンは殺到するだろう、との読みで、事前にJTBに問い合わせ、発売当日の開始時刻に合わせて申し込むことにした。
何と、費用は1人約11万円。JTBさんよ、あんたそれは儲けすぎだろう、と思って躊躇した。が、家内や子どもが「1人で行って来たら‥‥‥」「ディナーショーでも食事とコンサートで5万円くらいするし‥‥‥」「ホテルと食事が4食付いているので、まあ納得したら‥‥‥」と言うので、遠慮する家内の分と2人分を申し込んだ。
一生に1回かもしれないし、行かずに後悔するよりも、行って後悔するほうがいい。というわけで、今年の8月22日金曜日から23日の1泊は、仕事を入れずに空けておくことにした。贅沢であることは承知の上で、今後はまずないであろう都内バスツアー1泊の旅だ。
こんなことばかりしてはいられないぞ‥‥‥、しばらくは節約しろよ‥‥‥、と思う一方で、77歳の概念を変えるほどの加山さんの若さと活躍ぶりに接し、夢や楽しみ、挑戦、自分はまだまだ未熟で、やりたいことがたくさんあるのだと思うことにする。
20歳代、30歳代と同じように。もう一度パラグライダーをしようか、船舶免許1級に挑戦しようか、わくわくするこの夏である。
代表
関根健夫( 昭和30年生 )