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2017 年 3 月 24 日

苗場コンサートに行ってきました その2 ー 苗場プリンスホテル

 2月11日(土)松任谷由実のコンサートで苗場プリンスホテルを利用した。この日、ホテルは満室。コンサート期間中は宿泊費も高い。他の民宿にでも泊まれば安いのだろうが、深夜に終わるコンサートの後で移動するのもつらい。中には、コンサート終了後に車で帰る人、民宿の車に迎えに来てもらっている人もいたが。

 こちらは、リゾート気分を決め込んでのツアーだ。せっかくだからホテルのメインダイニングで食事をしたいと思い、事前にホームページを見た。新潟の食材を使ったフルコースメニューがあり、テーブルの予約は、当日14時30分から電話で受けるとの記載がある。それとは別のコンサートのリーフレットには、松任谷由実コンサートのスペシャルメニューがあり、そちらは前日の電話予約との記載。
 以上のことを承知したうえで、私はホテルのホームページのほうのメニューを希望し、あえて当日を待って14時30分にホテルレストランに電話をした。すると、電話に出た女性が本日はすでに満席だと言う。こちらは「えっ、予約は当日の14時30分からではないのですか」と、問いかけたところ「いえ、昨日で満席になりました」とあっさり。その後少しのやり取りがあり、電話は男性に代られたが、回答は同じことの繰り返しで事情の説明はなし。
 ここは私の想像だが、コンサートのスペシャルメニューを希望する客によって、全席が予約されてしまったようである。そういうことなら「コンサート期間中は予約を前日から受ける」と、ホームページ上に書いてあってもよいだろう。
 また、前日にすべての席が予約で埋まってしまうということは、コンサートに関係ない客が、新潟の食材を使ったコースを食べたいと思っても、事実上それは不可能ということにもなり、一流ホテルのメインダイニングの予約の取り扱いとしては対応が不親切ではないか。

 以上の経緯があって後、私はメインダイニングをあきらめて、チェックインした。その時、対応してくれたフロントの男性に「夕食に洋食を食べたいので、どこがよいか」と訪ねたところ、メインダイニングを勧めてくれて「予約は当日の2時半からです。お客さまご自身でお電話をしてください」と。チェックインした時刻は16時を過ぎていたので、この説明は杓子定規である。
 私が「先ほど電話したら満席でした。しかも、今週は前日に予約を受けていると言われましたよ」と言うと、フロントの男性は「そうですか、そういうことは私には分かりません」と。利用者がホテル内のことを相談しているのに、そう言われてしまっては客の立場はない。私はなかばあきれて「フロントで相談できないなら、どこですればいいのでしょう」と言うと、その後、彼はメインダイニングへ電話をしてくれたようだが結論は「満席」。

 松任谷由実のコンサートには客が殺到するからサービスが行き届かない、そう言ってしまっては、プリンスホテルのネームバリューに失礼だろう。私は、これまでも高輪、釧路、富良野、軽井沢、箱根、サンシャインシティなど、プリンスホテルは何回か利用しているが、ステータスは感じているし、一流ホテルであってほしいと思う。
 苗場はホテルの規模が大きいので、レストランの個別の事情がフロントに伝わっていないのだということなら、それも仕方のないことかもしれないが、西武グループのスローガンとは違い、腑に落ちない今回の対応だった。
 結局、夕食は洋食のバイキングでとった。値段は5500円と高めだけど、質、量とも満足。まあいいか。

 苗場コンサートには、またチャンスをつくって行こうと思う。スノーボードでも、一度は苗場を滑ってみたい気持ちがある。次回からは、それなりの覚悟でこのホテルを利用することにしよう。
 以上、苗場プリンスホテルでの不満の一席、パパン。
 これにて終了。パパンパン。

代表

関根健夫( 昭和30年生 )