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2024 年 11 月 14 日

仕事後の過ごし方 ― 広島

 仕事で5泊6日、広島に滞在した。今回は広島市の研修が3日間に広島県の仕事が2日間、偶然に日程がつながったのでそうなった。
 かつては中国電力配電部の研修で毎年来ていたし、その後も広島県、広島市、中電工、広島銀行、広島商工会議所などの研修会で、多い年には年間5回程度は訪問していたので、通算100回くらいは来ているが概ねは2~3泊、今回の5泊連続は初めてだ。研修の仕事は17時で終わるので、前泊を含めて自由な夜が5回ある。それが自由な時間なのだが美術館や博物館など多くの施設は終了しているので観光はできない。かつては連日グルメに歩いたがこの歳になると多くを食べられないし、名物はひととおり食べたのでそれを求めて巡ることもない。さあどうする。

 私の広島の夜の過ごし方は、以下のようである。
 広島の繁華街にある老舗百貨店、福屋の中に「八丁座」という映画館がある。シートが大きく、前後左右の間隔も広いのでかなりゆったり鑑賞できる。小さなホールだからスクリーンも近い。ここではメジャーな作品もあるがマイナーな作品も上映している。今年もアウシュビッツを題材にした「関心領域」、絶望的な運命の犠牲になった少女の実話「あんのこと」等、話題作を鑑賞した。ここで映画を観るのが夜の過ごし方のパターンの一つだ。
 もう一つのルーティーンが献血だ。繁華街本通アーケード街の入り口に「もみじ献血ルーム」があり、17時に研修が終わって移動すると17時30分に着く。全血なら約20分、成分なら約45分、受付や診察、安静時間を含めて約70~90分ゆったりした一時を過ごせる。それで社会の役に立つなら出張の隙間時間にはそれも良いと思い、広島ではほぼ毎回そうしている。映画鑑賞と献血をこなした日は原則休肝日である。

 その他によく行くのが平和公園、本通アーケード街の散歩、夏期であれば19時まで開館しているので平和記念館の見学、そして出張中の1日くらいは食事とお酒を楽しむ。「匠」という鉄板料理店だ。
 以上が広島の研修後の過ごし方だが、今年は県の研修所が繁華街の八丁堀から広島駅新幹線口側に移転した。この周囲は近年再開発が進んだ地区だが、私はこれまで足を踏み入れたことがないエリアだ。来年以降も広島には何度か行くだろう。今後も有意義な過ごし方を探したい。ありがたいことだ。

代表

関根健夫( 昭和30年生 )