臨機応変!! クレーム対応 完璧マニュアル
著編者: 関根健夫 著
出版社: 大和出版
刊行年: 2012.8.22
ISBN: 978-4-8047-1785-2 C0039
サイズ等: 19x13x1.3cm/188頁
税込価格: \1,404
ケース別対応事例満載 この「聞き方」「話し方」で、お客さま大満足!
目次
【 Prologue 】 クレーム対応の手順を押さえておこう
そもそもクレームとは何だろう?
クレームは「苦情」とはかぎらない
クレームが社会の変化を映し出す
クレーム対応の目的を理解しよう
会社はクレームによって伸びていく
お客様の満足を第一に考える
クレーム対応の基本プロセス
クレーム対応チェックシート
■■■ PART 1 ■■■
お客様を快く迎えるクレーム対応の基本マナー
[ Lesson 1 ] お客さまとは落ち着いた環境で応対する
クレームに応対する場所を決めておく
別室に案内したほうがよいケース
[ Lesson 2 ] 感謝して迎えることがクレーム対応の第一歩
苦情客と決めつけない
まずは「ありがとうございます」
[ Lesson 3 ] クレーム対応に必要な「情報」とは何か?
商品知識だけでは十分と言えない
[ Lesson 4 ] 相手に好印象を与える態度とは?
気の緩みが二次クレームを招く
日頃から自分の表情を意識する
[ Lesson 5 ] マジックフレーズでお客様の気分を和らげる
マジックフレーズとは何か?
マジックフレーズを使うときは先手必勝
[ Lesson 6 ] 敬語の使い方と接客用語をマスターする
敬語だけでなく接客用語が必要
過度の敬語に注意する
相手の呼び方にも気配りする
[ Lesson 7 ] 積極的な態度でお客さまの心を開く
お客様の味方であることをアピール
[ Lesson 8 ] 肯定的な表現で印象をアップさせる
お客さまの言い分に理解を示す
プラスの方向に切り替える
[ Lesson 9 ] お客さまが理解できる言葉をつかう
専門用語はできるだけつかわない
[ Lesson 10 ] こんな話し方がお客さまをイライラさせる!
何気ない一言が致命傷になる
◆ Column① ダメでも、その気持ちがうれしい
■■■ PART 2 ■■■
まず、聞くことから始めよう ヒアリングの技術と手法
[ Lesson 1 ] お客さまの言い分から客観的事実を把握する
相手の話に口出しや反論をしない
主観的事実と客観的事実の違い
[ Lesson 2 ] 迷惑をかけたという事実に対してお詫びする
お詫びする目的を理解する
お詫びと謝罪は区別して考える
[ Lesson 3 ] お客さまの不満を解消する「共感」の示し方
相手を話す気にさせるポイント
共感を示す6つの方法
[ Lesson 4 ] お客さまの話を誘導するあいづちの打ち方
話を聞くときの3つのリアクション
あいづちの効果的な活用法
[ Lesson 5 ] クレームの本質がわかる質問のしかた
聞くことがなくても質問する
質問には6つのパターンがある
◆ Column② 私が出会ったヒアリングの達人
■■■ PART 3 ■■■
これで、お客さまも納得! 事情説明のテクニック
[ Lesson 1 ] クレームの原因を説明するときの注意点
説明が言い訳に聞こえることもある
原因を並べて解決に結びつける方法
[ Lesson 2 ] 相手の反論からクレームの流れを読み取る
お客さまの反応は4パターン
[ Lesson 3 ] 解決策を見出すための2つのアプローチ
S型対応、D型対応を使い分ける
[ Lesson 4 ] 「理屈」より「事例」で説明するとわかりやすい
事例には2つの種類がある
[ Lesson 5 ] プライドを傷つけない話し方をする
柔らかく伝えるためには依頼的に言う
威圧感を与えないよう提案的に言う
相手の理解を得るためには相談的に言う
[ Lesson 6 ] お客さまに解決策を選択させる
自分の意思であることを意識させる
[ Lesson 7 ] 規則や法律を味方にするための条件
規則や法律を前面に出さない
法律論争は避けるのが得策
[ Lesson 8 ] 「環境」を変えることで解決を図る
環境を変える5つの方法
◆ Column③ 要求に応じれば、お客さまは満足か?
■■■ PART 4 ■■■
お客さまを満足させる クレーム対応の締めとフォロー
[ Lesson 1 ] 気持ち良く帰ってもらえるお礼の言い方
感謝の気持ちを伝える2つの方法
[ Lesson 2 ] お客さまと良好な人間関係をつくる
本題からはずれた話題に展開する
再訪をうながす
名刺を渡す
[ Lesson 3 ] クレーム客との雑談テクニック
世間話をスムーズにする6つのポイント
[ Lesson 4 ] 苦手なお客さまほどていねいに見送る
ていねいな見送りで誠意を示す
アフターフォローを忘れない
[ Lesson 5 ] クレームを会社と自分に役立てる
クレーム・データを収集する
データの分析とマニュアル化
◆ Column④ きちんと説明しろ!
■■■ PART 5 ■■■
こんなとき、どうする? ハードクレームを解決するコツ
[ Lesson 1 ] 「困ったお客さま」の4つのタイプ
最近のクレーム事情
クレームの傾向を分析してみる
[ Lesson 2 ] 気難しいお客さまを納得させる2つのポイント
100%の「満足」を目指さない
解決を焦る必要はない
[ Lesson 3 ] お詫び・謝罪・責任の違いを理解しておく
お詫びと謝罪の違いを肝に銘じる
謝罪と補償はワンセットか?
[ Lesson 4 ] 上司に対応を引き継ぐときの注意点
クレームには組織で対応するのが基本
どのようなときに上司を出すのか?
[ Lesson 5 ] お客さまがひどく興奮していたら?
一緒になって熱くならない
[ Lesson 6 ] 態度や言葉づかいにクレームをつけられたら?
不満の原因を考える
まずは謝ることが大切
[ Lesson 7 ] 「責任をとれ!」と言われたら?
「たらいまわし」は絶対に避ける
[ Lesson 8 ] 「誠意を見せろ!」と言われたら?
口先だけの返事では納得しない
[ Lesson 9 ] 「話が違う!」と言われたら?
やりとりの内容と伝え方を確認する
誤解を与えないための事前準備
[ Lesson 10 ] 「はっきりしろ!と結論を迫られたら?
事情を十分に聞いてから対応する
[ Lesson 11 ] 特例を認めるときはどうする?
特例を認める理由と条件を示す
[ Lesson 12 ] 悪質なクレーマーはここで見分ける
不当要求とは何か?
不当要求にあたる5つの行為
[ Lesson 13 ] 事情を説明しなくてもよい場合がある
悪質クレーマーには説明しなくてもよい
[ Lesson 14 ] 警察との連携はどうすればよいか?
不当要求に対して警察の協力を仰ぐ
通報する前に相談する
不当要求かどうかを判断するのは責任者
[ Lesson 15 ] 正常な判断ができない相手だったら?
過度の飲酒者には対応しなくてもよい
精神的に病んだ人への対応のしかた
◆ Column⑤ 「打てば響く」とはこんな対応
■■■ PART 6 ■■■
会話の流れがわかる! クレーム対応事例集
[ Case ① ] 謝罪と同時に現時点でとりうる最大の努力をする
[ Case ② ] 次善の策を講じることで誠意を認めてもらう
[ Case ③ ] 主観的なクレームは「聞く」ことで対処する
[ Case ④ ] 信用を保つには無理な要求に応じてはならない
[ Case ⑤ ] 安全性を問われるクレームには迅速に行動する
[ Case ⑥ ] 例外が認められない場合はその理由も述べる
[ Case ⑦ ] 事情をよく聞いて「相談」にもち込む
[ Case ⑧ ] 解決策の方向性を示してから条件を詰める
[ Case ⑨ ] 法律や管轄などを安易にもち出さない
[ Case ⑩ ] 事実を謙虚に説明することで納得してもらう
◆ Column⑥ 商品説明は会社の義務
【 巻末付録 】 電話・メールでのクレーム対応のポイント
[01] 好感をもたれる電話対応の基本
[02] 電話を受ける際の基本マナー
[03] 折り返し電話を有効に使う
[04] 担当者が不在の場合はどうする?
[05] 別の部署宛てのクレームはどうする?
[06] よくある電話のトラブルとその対処法
[07] メールでクレームが寄せられたらどうする?